石は、一度できたらずっと同じなの?
マグマ、砂、熱や圧力。石ができたり変わったりする道筋を、火成岩・堆積岩・変成岩の例でたどります。
資料確認:2026-10-04マグマが冷えると、火成岩に
地下のとけた物質であるマグマが冷えて固まると、火成岩(かせいがん)ができます。花こう岩は地下で、玄武岩は地表や地表に近いところでできる代表的な岩石です。
冷える条件などによって、含まれる鉱物や粒の大きさが変わります。同じ「マグマからできた石」でも、見える粒や色は同じではありません。
運ばれた粒がたまると、堆積岩に
岩石は水や空気などの作用で細かくなります。この変化を「風化(ふうか)」といいます。細かくなった粒が川や風で運ばれ、別の場所にたまることがあります。
砂が固まったものは砂岩、泥が固まったものは泥岩です。堆積岩(たいせきがん)には、粒が集まったもののほか、生物の殻や、水にとけていた成分に由来するものもあります。
とけなくても、別の岩石に変わる
地下の熱や圧力で、もともとの岩石の鉱物や組織が変わったものは、変成岩(へんせいがん)です。石灰岩から大理石ができるのが、その一例です。
変成は、岩石全体がとけてマグマになることとは区別します。とける、冷える、細かくなる、固まる、熱や圧力で変わる。どの過程が起きたかで、石の歩んだ道が違います。
決まった順に、必ず一周するわけではない
「循環」という名前でも、すべての石が同じ順番に変わるわけではありません。火成岩がそのまま変成岩になる道も、堆積物が何度も運ばれる道もあります。
目の前の石は、地球の長い歴史の途中にあるもの。名前を調べた後で「どんな道を通ってきたのだろう」と考えると、観察がもっと面白くなります。
岩石の循環は、すべての石が同じ順で一周すること?
答えをひらく
いいえ。石が変わる道は一つではありません。同じ過程をくり返したり、別の道を通ったりすることがあります。




