どんな石? どうやってできる?
成分の式や、専門用語の読み方
成分の式は、どんな元素(物質をつくる基本の材料)が組み合わさるかを記号で示します。たとえば水晶のSiO₂は、ケイ素のSiと酸素のOを表し、小さな2は酸素の数の比を示します。式が似ていても、粒の並び方が違えば別の鉱物になることがあります。
「酸化物」は酸素とほかの元素が結びついたもの。「ケイ酸塩」はケイ素と酸素をもとにした鉱物の仲間です。「変成岩」は地下の熱や圧力で変わった岩石。「鉱床」は資源になる成分が集まった場所です。
噴火で出た火山灰と火山礫が積もり、固まってできます。
暮らしのどこで役に立つ?
地層に残された噴火の材料や、地域の石材の歴史を学ぶ手がかりになります。
知ると面白い、石の豆知識
福井の笏谷石(しゃくだにいし)は、地域の石材名です。その岩石の種類が火山礫凝灰岩で、すべての火山礫凝灰岩が笏谷石というわけではありません。
観察するときのヒント
- 細かな部分と、その中の大きなかけらを見比べよう。
- 火山灰や火山礫の大きさと、粒が固まった後の岩石の名前を分けて考えよう。
写真だけでの鑑定はできません。標本は割ったり削ったりせず、口に入れないでください。知らない石を食べ物や化粧品の代わりに使わないでください。
産地の記録をたどる
出典で確認できた1件の産出記録です。地図は国や地域のおおよその位置を示しています。標本の記録の読み方 ↗
産地は採集できる場所の案内ではありません。採集・観察の安全の約束も確認してください。
説明・写真の出典
- 産総研「岩石の分類」
- 福井市自然史博物館「福井県の石・笏谷石」
- 米国地質調査所「暮らしの中の鉱物資源」(資源から製品へのつながり)
科学的プロフィールの資料確認:2026-10-05。追加の産出記録は各資料を参照してください。
成分の式は基本的な組成、数値は資料に記された目安です。種類・成分・結晶の向きなどによって変わるものは注記しています。訂正・編集方針



