どんな石? どうやってできる?
成分の式や、専門用語の読み方
成分の式は、どんな元素(物質をつくる基本の材料)が組み合わさるかを記号で示します。たとえば水晶のSiO₂は、ケイ素のSiと酸素のOを表し、小さな2は酸素の数の比を示します。式が似ていても、粒の並び方が違えば別の鉱物になることがあります。
「酸化物」は酸素とほかの元素が結びついたもの。「ケイ酸塩」はケイ素と酸素をもとにした鉱物の仲間です。「変成岩」は地下の熱や圧力で変わった岩石。「鉱床」は資源になる成分が集まった場所です。
金緑石が育つ環境で、色に関わる成分が取り込まれます。
暮らしのどこで役に立つ?
色の変化を楽しむ宝石に使われます。
知ると面白い、石の豆知識
昼の光では緑、白熱灯の光では赤みを帯びるものがあります。石の成分がその場で別の鉱物に変わるのではありません。
アレキサンドライトは、何の仲間?
金緑石(きんりょくせき)の変種です。当てる光の種類によって、緑系から赤系へ色が違って見えることで知られます。
「変種(へんしゅ)」は、同じ鉱物の中で、色などの特徴が違うものの呼び名です。
アレキサンドライトあれきさんどらいと
- 成分の式
- BeAl₂O₄
- 硬さの目安
- 8.5
昼の光では緑系、白熱灯の光では赤系などに見える変種です。
名前が似た緑柱石とは別の鉱物です。光を変えて色が変わって見えても、石が別の鉱物になったわけではありません。
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観察するときのヒント
- 展示の照明を変える見本や映像があれば、昼の光と白熱灯の光での色を比べてみよう。
- 光の種類を変えたときの色の変化と、見る方向を変えたときの色の違いは、同じ現象ではありません。展示の説明も確かめよう。
写真だけでの鑑定はできません。標本は割ったり削ったりせず、口に入れないでください。知らない石を食べ物や化粧品の代わりに使わないでください。
産地の記録をたどる
出典で確認できた1件の産出記録です。地図は国や地域のおおよその位置を示しています。標本の記録の読み方 ↗
ペルマドゥラ地域 ↗
資料の地域名:ラトナプラ地区・ペルマドゥラ地域 / 地図:地域の概略位置
ペルマドゥラ鉱床でのアレキサンドライトの記録を紹介しています。一般の金緑石の記録を、この変種へ一律に読み替えていません。 表示の図はAI生成の説明用イラストです。特定の標本や産地を再現したものではありません。この記録の標本写真は未掲載です。
資料確認:2026-10-05 / 資料の発行年:2019
産地は採集できる場所の案内ではありません。採集・観察の安全の約束も確認してください。
説明・写真の出典
- GIA(米国宝石学会)「alexandrite」
- 米国地質調査所「暮らしの中の鉱物資源」(資源から製品へのつながり)
科学的プロフィールの資料確認:2026-10-04。追加の産出記録は各資料を参照してください。
成分の式は基本的な組成、数値は資料に記された目安です。種類・成分・結晶の向きなどによって変わるものは注記しています。訂正・編集方針



