鉱物 / Chrysoberyl

金緑石きんりょくせき

黄緑色などをした、ベリリウムを含む鉱物。

別名:クリソベリル

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金緑石の色や形を示すAI生成の説明用イラスト
AI生成の説明用イラスト
色や形を説明するための一例です。実物の写真や、特定の標本・産地を再現したものではありません。
まずは、ここから。

基本のプロフィール

分類
鉱物
主な成分
ベリリウムとアルミニウムの酸化物。
成分の式
BeAl₂O₄
硬さの目安
8.5モース硬度:傷のつきにくさの目安。割れにくさや、強さの倍率ではありません。
見られる色
黄・緑・茶代表的な色です。標本によって違います。
「硬さ」の数字は、どう読むの?傷のつきにくさと、割れにくさの違いを図で見てみよう。
01

どんな石? どうやってできる?

成分の式や、専門用語の読み方

成分の式は、どんな元素(物質をつくる基本の材料)が組み合わさるかを記号で示します。たとえば水晶のSiO₂は、ケイ素のSiと酸素のOを表し、小さな2は酸素の数の比を示します。式が似ていても、粒の並び方が違えば別の鉱物になることがあります。

「酸化物」は酸素とほかの元素が結びついたもの。「ケイ酸塩」はケイ素と酸素をもとにした鉱物の仲間です。「変成岩」は地下の熱や圧力で変わった岩石。「鉱床」は資源になる成分が集まった場所です。

結晶が大きく育つ岩石や、変成岩などに見られます。

02

暮らしのどこで役に立つ?

透明で美しいものは宝石になります。

03

知ると面白い、石の豆知識

名前が似た緑柱石とは別の鉱物です。アレキサンドライトは金緑石の変種です。

同じ鉱物の仲間

アレキサンドライトは、何の仲間?

金緑石(きんりょくせき)の変種です。当てる光の種類によって、緑系から赤系へ色が違って見えることで知られます。

「変種(へんしゅ)」は、同じ鉱物の中で、色などの特徴が違うものの呼び名です。

鉱物このページ

金緑石きんりょくせき

成分の式
BeAl₂O₄
硬さの目安
8.5

鉱物としての名前。アレキサンドライトも、この種類に含まれます。

鉱物の変種

アレキサンドライトあれきさんどらいと

成分の式
BeAl₂O₄
硬さの目安
8.5

昼の光では緑系、白熱灯の光では赤系などに見える変種です。

名前が似た緑柱石とは別の鉱物です。光を変えて色が変わって見えても、石が別の鉱物になったわけではありません。

この比較の出典を見る
04

観察するときのヒント

もう一歩、詳しく調べる結晶の分類・つや・密度・粉の色・割れ方

資料に記された鉱物の性質です。ページの写真の標本そのものを測定した値ではありません。

結晶系内部の並び方と対称性による分類
斜方晶系
密度同じ大きさで比べた重さの目安
約3.75 g/cm³1cm × 1cm × 1cmの大きさ当たりの重さを、グラムで表す単位です。
光沢(こうたく)光を反射したときの、つやの見え方
ガラスのようなつや。
条痕(じょうこん)細かい粉にしたときの色
白自分で標本を削らず、資料にある性質を読むための情報です。
割れ方・変形へき開は、結晶が決まった向きに割れる性質
へき開は向きによって明瞭さが異なります。不規則な割れ口や、貝殻の内側に似た割れ口があります。

名前にベリルを含みますが、緑柱石とは別の鉱物です。アレキサンドライトはクリソベリルの変種です。

性質の出典:Handbook of Mineralogy「chrysoberyl」の物性・結晶データ ↗

この性質の資料確認:2026-10-05

  • 標本ラベルの「金緑石」と「緑柱石」を読み比べてみよう。名前は似ていますが、成分の式も違う鉱物です。
  • アレキサンドライトが展示されていたら、金緑石のどんな変種なのか、照明の説明も読んでみよう。

写真だけでの鑑定はできません。標本は割ったり削ったりせず、口に入れないでください。知らない石を食べ物や化粧品の代わりに使わないでください。

05

産地の記録をたどる

出典で確認できた1件の産出記録です。地図は国や地域のおおよその位置を示しています。標本の記録の読み方 ↗

スリランカ

ラトナプラ地域の金緑石 ↗

資料の地域名:ラトナプラ地域 / 地図:地域の概略位置

宝石を含む砂礫の鉱床の記録です。すべてがアレキサンドライトや猫目石という意味ではありません。 表示の図はAI生成の説明用イラストです。特定の標本や産地を再現したものではありません。この記録の標本写真は未掲載です。

資料確認:2026-10-05

産地は採集できる場所の案内ではありません。採集・観察の安全の約束も確認してください。

説明・写真の出典

科学的プロフィールの資料確認:2026-10-04。追加の産出記録は各資料を参照してください。

成分の式は基本的な組成、数値は資料に記された目安です。種類・成分・結晶の向きなどによって変わるものは注記しています。訂正・編集方針