どんな石? どうやってできる?
成分の式や、専門用語の読み方
成分の式は、どんな元素(物質をつくる基本の材料)が組み合わさるかを記号で示します。たとえば水晶のSiO₂は、ケイ素のSiと酸素のOを表し、小さな2は酸素の数の比を示します。式が似ていても、粒の並び方が違えば別の鉱物になることがあります。
「酸化物」は酸素とほかの元素が結びついたもの。「ケイ酸塩」はケイ素と酸素をもとにした鉱物の仲間です。「変成岩」は地下の熱や圧力で変わった岩石。「鉱床」は資源になる成分が集まった場所です。
湿地などにたまった植物の材料が埋まり、長い時間、熱や圧力の影響を受けてできます。
暮らしのどこで役に立つ?
燃料として使われてきました。原料や品質は種類によって違い、燃やすと二酸化炭素などが出ます。
知ると面白い、石の豆知識
黒い石炭と、炭素からできた鉱物の黒鉛は別のものです。石炭は一種類の鉱物ではなく、植物に由来する複雑な材料を含む岩石です。
観察するときのヒント
- つやの強い部分と弱い部分を、展示の説明と比べよう。
- 黒い色だけで石炭・黒鉛・玄武岩を区別することはできません。
写真だけでの鑑定はできません。標本は割ったり削ったりせず、口に入れないでください。標本を燃やしたり、粉を吸い込んだりせず、展示されたまま観察してください。
産地の記録をたどる
出典で確認できた1件の産出記録です。地図は国や地域のおおよその位置を示しています。標本の記録の読み方 ↗
産地は採集できる場所の案内ではありません。採集・観察の安全の約束も確認してください。
説明・写真の出典
- 米国地質調査所「石炭という天然資源」
- 米国地質調査所「暮らしの中の鉱物資源」(資源から製品へのつながり)
科学的プロフィールの資料確認:2026-10-05。追加の産出記録は各資料を参照してください。
成分の式は基本的な組成、数値は資料に記された目安です。種類・成分・結晶の向きなどによって変わるものは注記しています。訂正・編集方針



