どんな石? どうやってできる?
成分の式や、専門用語の読み方
成分の式は、どんな元素(物質をつくる基本の材料)が組み合わさるかを記号で示します。たとえば水晶のSiO₂は、ケイ素のSiと酸素のOを表し、小さな2は酸素の数の比を示します。式が似ていても、粒の並び方が違えば別の鉱物になることがあります。
「酸化物」は酸素とほかの元素が結びついたもの。「ケイ酸塩」はケイ素と酸素をもとにした鉱物の仲間です。「変成岩」は地下の熱や圧力で変わった岩石。「鉱床」は資源になる成分が集まった場所です。
塩分のある水が蒸発する場所などでできます。
暮らしのどこで役に立つ?
建物の石こうボードや、型を作る材料などになります。
知ると面白い、石の豆知識
透明な板のようなものや、繊維状のものもあります。白い粉だけが石こうではありません。
観察するときのヒント
もう一歩、詳しく調べる結晶の分類・つや・密度・粉の色・割れ方+
資料に記された鉱物の性質です。ページの写真の標本そのものを測定した値ではありません。
- 結晶系内部の並び方と対称性による分類
- 単斜晶系
- 密度同じ大きさで比べた重さの目安
- 約2.32 g/cm³1cm × 1cm × 1cmの大きさ当たりの重さを、グラムで表す単位です。
- 光沢(こうたく)光を反射したときの、つやの見え方
- ガラスに近いつや。割れた面には真珠のような、繊維状のものには絹のようなつやも。
- 条痕(じょうこん)細かい粉にしたときの色
- 白自分で標本を削らず、資料にある性質を読むための情報です。
- 割れ方・変形へき開は、結晶が決まった向きに割れる性質
- 特に割れやすい方向があり、へき開のよく見える板状の標本があります。
透明な結晶、繊維状の集まり、白い塊などがある鉱物です。工業製品の石こうと、天然の標本の姿は同じとは限りません。
性質の出典:Handbook of Mineralogy「gypsum」の物性・結晶データ ↗- 透明な板のような標本と、繊維のような標本を見比べてみよう。
- 石こうの材料になる鉱物と、加工された白い製品を分けて観察してみよう。
観察案内の文章編集:2026-10-05。基礎資料の出典と確認日はページ下部に記載しています。
写真だけでの鑑定はできません。標本は割ったり削ったりせず、口に入れないでください。知らない石を食べ物や化粧品の代わりに使わないでください。
産地の記録をたどる
出典で確認できた2件の産出記録です。地図は国や地域のおおよその位置を示しています。標本の記録の読み方 ↗
鵜峠鉱山の記録 ↗
資料の地域名:島根県 / 地図:地域の概略位置
地質標本館の解説は、鵜峠鉱山産の刀のような石こうの結晶を紹介しています。鉱物は白い粉だけでなく、結晶の標本としても見られます。 表示の図はAI生成の説明用イラストです。特定の標本や産地を再現したものではありません。この記録の標本写真は未掲載です。
資料確認:2026-10-04
エルテニエンテ鉱山地域 ↗
資料の地域名:チリ / 地図:地域の概略位置
チリのエルテニエンテ鉱山産の石こうが登録されています。 表示の図はAI生成の説明用イラストです。特定の標本や産地を再現したものではありません。この記録の標本写真は未掲載です。
資料確認:2026-10-04
産地は採集できる場所の案内ではありません。採集・観察の安全の約束も確認してください。
説明・写真の出典
- Handbook of Mineralogy(鉱物資料集)「gypsum」
- 米国地質調査所「暮らしの中の鉱物資源」(資源から製品へのつながり)
科学的プロフィールの資料確認:2026-10-04。追加の産出記録は各資料を参照してください。
成分の式は基本的な組成、数値は資料に記された目安です。種類・成分・結晶の向きなどによって変わるものは注記しています。訂正・編集方針




