鉱物 / Muscovite

白雲母しろうんも

薄い板のように重なり、光を反射する雲母の仲間。

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白雲母の色や形を示すAI生成の説明用イラスト
AI生成の説明用イラスト
色や形を説明するための一例です。実物の写真や、特定の標本・産地を再現したものではありません。
まずは、ここから。

基本のプロフィール

分類
鉱物
主な成分
カリウムとアルミニウムなどを含む、層状の鉱物。
成分の式
KAl₂(AlSi₃O₁₀)(OH)₂(代表式)
硬さの目安
向きによって約2.5〜4モース硬度:傷のつきにくさの目安。割れにくさや、強さの倍率ではありません。
見られる色
透明・白・灰代表的な色です。標本によって違います。
「硬さ」の数字は、どう読むの?傷のつきにくさと、割れにくさの違いを図で見てみよう。
01

どんな石? どうやってできる?

成分の式や、専門用語の読み方

成分の式は、どんな元素(物質をつくる基本の材料)が組み合わさるかを記号で示します。たとえば水晶のSiO₂は、ケイ素のSiと酸素のOを表し、小さな2は酸素の数の比を示します。式が似ていても、粒の並び方が違えば別の鉱物になることがあります。

「酸化物」は酸素とほかの元素が結びついたもの。「ケイ酸塩」はケイ素と酸素をもとにした鉱物の仲間です。「変成岩」は地下の熱や圧力で変わった岩石。「鉱床」は資源になる成分が集まった場所です。

花こう岩や、熱・圧力の影響を受けた岩石に見られます。

02

暮らしのどこで役に立つ?

雲母は電気を通しにくい材料などに利用されてきました。

03

知ると面白い、石の豆知識

うすい板が重なった構造が特徴。展示標本をはがさず、ふちから重なりを見てみよう。

04

観察するときのヒント

もう一歩、詳しく調べる結晶の分類・つや・密度・粉の色・割れ方

資料に記された鉱物の性質です。ページの写真の標本そのものを測定した値ではありません。

結晶系内部の並び方と対称性による分類
代表的には単斜晶系
密度同じ大きさで比べた重さの目安
約2.77〜2.88 g/cm³1cm × 1cm × 1cmの大きさ当たりの重さを、グラムで表す単位です。
光沢(こうたく)光を反射したときの、つやの見え方
ガラス・真珠・絹に似たつや。
条痕(じょうこん)細かい粉にしたときの色
白自分で標本を削らず、資料にある性質を読むための情報です。
割れ方・変形へき開は、結晶が決まった向きに割れる性質
層に沿うへき開が明瞭です。薄い片には、曲がって元に戻る弾力があります。

滑石や黒鉛の薄い片も曲がりますが、戻り方は同じではありません。標本をはがさず、展示や資料で比べましょう。

性質の出典:Handbook of Mineralogy「muscovite」の物性・結晶データ ↗
  • 透明な薄い板のような部分や、板が重なる縁を見てみよう。はがさずに観察します。
  • 黒雲母と色や光の通し方を見比べてみよう。同じ雲母の仲間にも違いがあります。

観察案内の文章編集:2026-10-05。基礎資料の出典と確認日はページ下部に記載しています。

写真だけでの鑑定はできません。標本は割ったり削ったりせず、口に入れないでください。知らない石を食べ物や化粧品の代わりに使わないでください。

05

産地の記録をたどる

出典で確認できた1件の産出記録です。地図は国や地域のおおよその位置を示しています。標本の記録の読み方 ↗

日本 / 福島県の石

石川町和久の記録 ↗

資料の地域名:福島県石川郡石川町和久 / 地図:地域の概略位置

石川町和久産の白雲母が登録されています。同じ地域には、長石の仲間の記録もあります。 表示の図はAI生成の説明用イラストです。特定の標本や産地を再現したものではありません。この記録の標本写真は未掲載です。

資料確認:2026-10-04

産地は採集できる場所の案内ではありません。採集・観察の安全の約束も確認してください。

説明・写真の出典

科学的プロフィールの資料確認:2026-10-04。追加の産出記録は各資料を参照してください。

成分の式は基本的な組成、数値は資料に記された目安です。種類・成分・結晶の向きなどによって変わるものは注記しています。訂正・編集方針