どんな石? どうやってできる?
成分の式や、専門用語の読み方
成分の式は、どんな元素(物質をつくる基本の材料)が組み合わさるかを記号で示します。たとえば水晶のSiO₂は、ケイ素のSiと酸素のOを表し、小さな2は酸素の数の比を示します。式が似ていても、粒の並び方が違えば別の鉱物になることがあります。
「酸化物」は酸素とほかの元素が結びついたもの。「ケイ酸塩」はケイ素と酸素をもとにした鉱物の仲間です。「変成岩」は地下の熱や圧力で変わった岩石。「鉱床」は資源になる成分が集まった場所です。
マグネシウムを含む岩石が、熱い水や熱の影響で変化してできます。
暮らしのどこで役に立つ?
工業用の粉や陶磁器などの原料になります。
知ると面白い、石の豆知識
硬さの基準の中で最もやわらかい鉱物。観察用の石を粉にして使うことはしません。
観察するときのヒント
もう一歩、詳しく調べる結晶の分類・つや・密度・粉の色・割れ方+
資料に記された鉱物の性質です。ページの写真の標本そのものを測定した値ではありません。
- 結晶系内部の並び方と対称性による分類
- 三斜晶系または単斜晶系
- 密度同じ大きさで比べた重さの目安
- 約2.58〜2.83 g/cm³1cm × 1cm × 1cmの大きさ当たりの重さを、グラムで表す単位です。
- 光沢(こうたく)光を反射したときの、つやの見え方
- 真珠に似たつや、油を塗ったようなつや、弱いつやなど。
- 条痕(じょうこん)細かい粉にしたときの色
- 白自分で標本を削らず、資料にある性質を読むための情報です。
- 割れ方・変形へき開は、結晶が決まった向きに割れる性質
- 薄い層に沿うへき開が明瞭です。薄い片は曲がりますが、ばねのようには戻りません。
モース硬度1の目安となる鉱物です。硬さの数値と、密度の数値は別の性質を表します。
性質の出典:Handbook of Mineralogy「talc」の物性・結晶データ ↗- 標本の表面のつやを、光の向きを変えて見てみよう。
- 硬さの目安は1。数字の意味を説明で確かめ、傷をつける実験はしないでおこう。
観察案内の文章編集:2026-10-05。基礎資料の出典と確認日はページ下部に記載しています。
写真だけでの鑑定はできません。標本は割ったり削ったりせず、口に入れないでください。知らない石を食べ物や化粧品の代わりに使わないでください。
産地の記録をたどる
出典で確認できた1件の産出記録です。地図は国や地域のおおよその位置を示しています。標本の記録の読み方 ↗
産地は採集できる場所の案内ではありません。採集・観察の安全の約束も確認してください。
説明・写真の出典
科学的プロフィールの資料確認:2026-10-04。追加の産出記録は各資料を参照してください。
成分の式は基本的な組成、数値は資料に記された目安です。種類・成分・結晶の向きなどによって変わるものは注記しています。訂正・編集方針



